豆国88ヶ所巡りの86番礼所となっている安楽寺は曹洞宗の古刹で、
境内には土肥温泉発祥の湯と言われる“まぶ湯 ”があります。
その昔多くの人々が薬効を求めて入浴したというまぶ湯は
“医王泉”“砂金風呂”とも言われていました。
また、まぶ湯鉱内最深部には女性自身を形どった御神体を祀った夫婦神社があり訪れる人も多い。
山門入口には樹齢千年以上の楠の木があり、県の天然記念物になっています。
【まぶ湯とは?】
「まぶ」とは坑道を意味しているとされ、
薬師如来のお告げにより発見されたと云われています。
この温泉により患っていた安楽寺の住職の病が治り、
以来、人々が訪れるようになったとも伝えられる湯です。